Drug Delivery System(DDS) 薬物送達システム
記載の表現は、薬機法に抵触する内容が含まれています。
あくまでも原料の性質をわかりやすく示すことが目的ですので、化粧品等に配合した際に記載可能な表現ではありません。
ご注意ください。
Liquid crystal 当社の液晶技術について
出典:NEDO実用化ドキュメント
NANOCUBE®(ナノキューブ)
配合成分の経皮吸収を促進(角層まで)するジェル状整肌成分。配合成分の透過性向上(角層まで)を促すという新しい発想により生まれた化粧品に配合可能な成分です。
健康な肌の細胞間脂質は、非常に硬いラメラと呼ばれる特徴的な構造をしています。例えば、人がお風呂に入っても、簡単に水が浸透して膨れ上がらないのは、細胞間脂質が重要な働きをしているからです。しかし、ほんの一瞬でも薬が入る通り道を作ることができたら、様々な薬をニードルレス(針を使わずに投与できる)にすることが可能になるかもしれません。DDS医薬品、医薬部外品、化粧品として幅広い応用の可能性があります。
現在、化粧品、医薬品の外用基剤。浸透助剤として様々な企業に採用されています。
NANOCUBE+HA
(ナノキューブ+HA)
肌に吸収されにくいヒアルロン酸(分子量 10万)をナノキューブに配合し、吸収されやすくしました。
結果、単にヒアルロン酸が吸収される効果以上に、皮膚内のヒアルロン酸合成酵素を活性化し、皮膚表皮内にヒアルロン酸が増加することが観察されました。
これは、ナノキューブにヒアルロン酸を配合した結果と考えられます。
化粧品に配合が容易にできる素材のため、化粧品メーカーを始めOEM会社にもご採用いただいています。
NANOCUBE+CL
(ナノキューブ+CL)
ヒアルロン酸同様に、コラーゲン(ペプチド、分子量5000)も分子量が多く皮膚内に浸透しにくい成分と言われています。
ナノキューブに配合することで、皮膚内に浸透し、皮膚細胞自らI型とIII型コラーゲン産生を誘発する結果が得られました。
肌のハリやエイジングによる悩みに効果があることが期待されます。
HAIRCARECUBE®(ヘアケアキューブ)
皮膚角層と毛髪が類似構造であることに着目。ナノキューブ技術を応用して、キューティクルをはがさず、髪の深部へ染料や栄養・活性成分の浸透を促す技術です。髪の光沢を生むキューティクルを傷めずに毛根内部へ配合成分の浸透を促し、髪本来の美しさを高めます。
HAIRCARECUBE®(ヘアケアキューブ)の特性
酸・アルカリどちらでも安定、水相にも油相にも分散溶解するため、様々な染毛剤やシャンプー、トリートメントへの応用が期待できます。
3D Perfect Q10(スリーディー・パーフェクトキューテン)
肌に浸透しにくいとされるコエンザイムQ10を皮膚角層中への浸透性を高めたジェル状成分。コエンザイムQ10の特長である抗酸化作用や細胞の活性化はそのまま維持し、キュービック状の液晶、ナノキューブに内包しました。
3D PERFECT Q10 (3ⅮパーフェクトQ10)の特性
水や油への分散性と安定性で従来よりも機能性を付与した化粧品開発が可能です。。
高分散性
水への透明分散が可能で、油への分散も可能
水系
油系
高製品安定性
幅広い温度領域において安定でヒートショックにも強い原料
様々な温度条件で1週間後の様子を観察。どの条件でも変化はなく、製品安定性への影響が極めて少ない。